事故歴や修復歴のあるトラックの場合は、買取はしてもらうことができるのか疑問に思っている人も多いでしょう。事故歴ありのトラックというのは、文字通り事故を起こした車両のことですが、しかし事故といってもピンからキリまであります。軽い接触事故程度のものもあれば、車体がめちゃくちゃに壊れてしまうような悲惨なものまであります。はっきり言えば、買取査定において事故歴があるからといって、即座に大幅減額されるというわけではありません。
事故歴があっても、軽微なものであればそんなに査定には影響しないでしょう。重要なのは、実は修復歴の方です。修復歴というのは、単に修理した履歴というわけではありません。トラックのフレームなどの骨格になるような部分を修理した履歴のことをいいます。
ウィンカーやタイヤやワイパーを交換したとか、オイルやバッテリーを取り換えたとかいうようなものは修復歴には含めません。交通事故を起したとしても、修復歴となるような重大な修理歴がないなら、そんなに減額査定されないことが多いです。一方、修復歴になるような修理をしている場合は、かなりの減額査定が予想されます。一般的な買取相場よりも3～4割くらいは減額されるとも言われているので、なかなか厳しいです。
フレームなどのトラックの骨格がダメージを受けると、修理しても完全に元に戻らないことも多いので、減額査定は仕方ありません。トラックの骨格がダメージを受けないように大事に乗りたいものです。